初夏に開催される金沢の一大イベント「金沢百万石まつり」

今年はなんと、加賀八家老の弓隊として行列に参加！
金沢菊水ライオンズクラブの方からお声かけをいただき、貴重な体験をさせていただきました。

甲冑を纏い、刀を差し、わらじを履いて、時折演技を披露しながら鼓門から金沢城まで歩きました。

女性というだけで、沿道からは多くの声援をいただき、こんなにも喜ばれるのかと驚きました。
最初は緊張と照れくささがあり、笑顔だけで精いっぱいでしたが、「私は楽しませる側だった！」と我に返り、意識を内から外に向け、積極的に手を振り、声をかけ、子供たちとハイタッチしながら歩きました。

実は一度も見に行ったことがなかった百万石まつり。
実際に演者として参加してみると、その準備の大掛かりなことに驚きました。

日本全国から着付け部隊が駆けつけ、控室には名前別に衣装がずらりと並べられ、あっという間に何千という参加者の身なりを整えていきます。

歩いている最中も、甲冑が緩んだり、わらじが切れたりすれば、すかさず駆けつけ修正してくれます。

なんのストレスもなく、迷うこともなく、気持ちよく行列に参加できたのは、多くの裏方の皆さんのおかげなんだと、改めてありがたく思い、まさに段取り八分を感じた時間でもありました。