現代美術展~戦後から続く美の競演

昨日から一気に気温が上がり、あたたかい陽射しに包まれる金沢。

桜のつぼみも緊張が緩んだのか、
ポップコーンみたいにぽんぽん開き始めました。
街中淡いピンクに染まるのももう僅か。

 

今日は現代美術展を鑑賞するため、石川県立美術館へ行ってきました。

二館同時開催で、
県立美術館では「日本画・彫刻・書」、
21世紀美術館では「洋画・工芸・写真」が展示されています。

まずは併設されているカフェでティータイム。
最近は鑑賞前にリラックスするのが好き。
雑念が去り、すーっと集中できるように感じます。

平成最後の現代美術展は、今年で75回目。
終戦直後の昭和20年10月に第一回展が開かれたのだそうです。

破壊の連鎖に身も心も疲れ果てていた人々に、どれほどの勇気と安らぎを与えたことだろう。
絶望と混乱の中、示されたのは創造の美。
その気概に敬服せずにはいられません。

最近は「書」が好きでよく観に行きます。
(読めませんが・・・(・_・;)
筆、墨、紙だけを使い、書くのは文字のみ。
その究極シンプルな世界観に惹きこまれています。

一番の目的は知人の彫刻作品を観ること。
いい意味で裏切られて、素晴らしかった。
外側からは知り得ない一面に触れたようで
とても嬉しい。

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